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アトピーを薬なしで克服?アトピー整体とは?そして、薬の上手な使い方とは?

アトピーって治らないんじゃないですか?アトピー整体って何ですか?

こんにちは。

3児のパパで自然派薬剤師、かめです。

今回は、かめの人生における最大級の衝撃。

アトピー整体についてお伝えしようと思います。

目次

アトピー・アレルギー整体との出会い

私がアトピー整体を始めたのは2019年の9月。

そして、私とこの整体の創始者との出会いは、もう少し遡ります。

前回の記事で、私たち夫婦は幼児教育に力を入れていることを少しお伝えしました。

色々な変遷があったのですが、最終的にたどり着いた幼児教育の一つが、星野トチロー先生の「自然育児学校」でした。

「やわらかく、あたたかく」をテーマに、「薬なし、眼鏡なし、虫歯なし」を掲げて、親子の心と身体を整え、幸せな子育てを目指していく。そんな学校です。トチロー先生はいつも、「子育てより尊い仕事を僕は知らない」とおっしゃっています。

しかも、この学校の凄いところは、例え「薬なし、眼鏡なし、虫歯なし」ではなかったとしても、どんな状況であっても、やわらかく、あたたかければ、子育ては幸せであることを教えてくれるところです。

その星野トチロー先生が、アトピー・アレルギー整体の創始者です。

アトピー整体に出会った当初、私はアトピーを発症して30数年、飲み薬こそあまり使っていなかったものの、ステロイドの塗り薬は30年以上使い続けていました。

状況は一進一退で、調子が良いときもあれば悪いときもある。薬を使い続けてもアトピーは治らず、薬を上手に使って、アトピーと一生付き合っていくしか無いのだと思っていました。

そんな時に話をお聞きした、アトピー整体。

私は元々、東洋医学や整体には興味があり、スキマ時間で調べてはおりました。

しかし、アトピー「にも」効果があるという整体はいくつか聞いたことはあったものの、アトピー「専門の」整体というのを聞くのはこれが初めてで、トチロー先生の経験談とその整体の理論を聞き、これはいけると確信したのでした。

アトピーは、なぜ発症するのか。その原因とは?

ここからは、アトピー整体の理論についてです。

はじめに言っておきますが、この理論に科学的根拠は一切ありません。論文などが発表されているわけでもありません。

トチロー先生がご自身の身体で試行錯誤を繰り返しながら理論を構築され、実際に施術した3000人以上の方が改善し、私も例に漏れず改善した事実はありますが、それだけです。この事実が科学的に解明されているわけではありません。

それをご承知の上で、興味のある方は読み進めて下さい。

科学的根拠をお求めの方は、そっとこのページから離脱していただければと思います。

それでは、進めます。

結論から言いましょう。

アトピーは、肝臓が原因です。

「…ほぉん??」

と思った方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

アトピー性皮膚炎は肌の病変であり、肌の疾患です。いえ、肌の疾患だと思われています。

実際、最新の学会発表であっても医療雑誌であっても、アトピー性皮膚炎の治療法で出てくるのは、「いかにして塗り薬を使っていくか」「いかにして自分の免疫が暴走して肌を傷つけないよう抑えていくか」この2点以外の発表は見当たりません。

しかし、冷静に身体の仕組みを考えていくと、「原因が肝臓」というのは、あながち間違いでは無いのではないか、ということに思い至ると思います。

解説します。

肝臓の、身体における最も重要な役割は何でしょうか?

それは、体内解毒です。

お酒のアルコールが肝臓で解毒されるというのは有名な話ですよね。これと同じで、身体に不要となった薬の分解、細菌や異物、毒素の処理など、肝臓は身体にとって有害なものを無害なものに変える器官です。

さて、肝臓が悪く、働きが落ちているとしましょう。すると何が起こるか。

身体の中の有害なものが処理しきれず、身体の中に残ることになります。

当然、身体は困ります。このまま有害なものが身体に残り続けてしまっては、色々なところで悪い影響が出るのは間違いありません。

身体は勝手に考えます。どうしたら良いのかを。

考えに考え、そしてついに身体は思いつきます。

肌から出せば良いのではないかと。

肌から老廃物を出す際に、肌で炎症が起きてしまいます。それはそうです。特に無害化処理されていない老廃物を、肌に集めているわけですから。

そして当然、肌が薄くて柔らかいところからの方が、老廃物を外に出しやすい。

その結果、ひじやひざなどの関節の内側や、顔・首などの皮膚の薄いところなど、「アトピーが酷くなりやすい場所」から皮膚炎の症状が出てくるのです。

これが、アトピー性皮膚炎の本態です。

アトピー性皮膚炎は、皮膚病ではありません。

肝臓病なのです。

肝臓が悪い結果、肌に症状が出ているだけ。

これを、是非皆さんに知って頂きたいのです。

アトピーの人がまず整えるべきなのは、肌ではありません。

肝臓です。

そこが整えば、肌は自ずと整います。

自然派薬剤師かめが勧める、お薬の使い方

トチロー先生からお聞きしたこの理論が正しいと確信した私は、すぐに全ての薬を使うことを止めました。

はい。

アホのすることでした。

ずっと使い続けていたお薬を突然止めると何が起こるか、皆さん想像はつきますか?

そうです。世に言うリバウンドです。

私はステロイドを30年以上使い続けてきました。

飲み薬はほとんど使っておらず、塗り薬だけでしたが、それでもステロイド薬をやめたときの身体の反応は酷いものでした。

  • 全身真っ赤になる。
  • 肌がひび割れて血が出てくる。
  • 全身が浮腫んで関節が曲がらない。
  • 手足の冷えと痺れ。
  • 汗がかけない。などなど。
はい!こんな状態になります!赤いし、パンパンですね!

つまりこれが、本来は自前でやらなければいけなかったステロイドの役割、ということになります。

行き過ぎた炎症を抑え、身体の水分量を調節し、血流を確保する。

それを私の身体は内臓に頼らず、長いこと外注してきました。外から仕入れていたんです。

すると、身体は「ステロイドは外部から仕入れるものだから、自前ではあまり作らなくていい」という状態になるわけです。

その状態で、外部からの仕入れを突然やめればどうなるか。

皆さん想像してみてください。そうですね。例えば皆さんはサバの缶詰工場を経営しています。でも、サバはほとんど全て輸入に頼っていました。ある日突然、国が「サバの輸入は今日からやめます」と言い出したのです。

当然、現場は大混乱を起こすわけですね。

この混乱を解消するためには。

国がこれをまずいと判断し、再びサバの輸入を決めるか、もしくはサバを自給自足で準備できるようになるのを待つしかないわけです。

これをアトピーの身体の話に置き換えるとどうなるでしょう。

アトピー性皮膚炎を長くステロイドのお薬で治療していた場合。ステロイドは外から輸入されるものと身体は認識してしまっています。ステロイドの輸入を突然やめると、現場である肌は大混乱を起こします。

この混乱を収めるには、ステロイドの輸入を再開するか、「ステロイドは外から輸入されるものではなく自分でつくるもの」ということを身体が理解しステロイドを自給自足できるようになるまで、ステロイドを使うのをやめるしかないということです。

当然、私は後者の選択をしたわけですが…

これが辛い。

なかなか辛かった。しかし、理論上間違ってはいない。

では、やると決めてやるしかない。

やると決めて、やるか。やらないか。それだけのことででした。

しかしこれは極端なやり方であり、とても体の負担が大きく、お勧めができないことは先にも書きました。

あ、お勧めできないとは書いていませんね。

私がアホでしたと書いただけでした。

では改めて、どんなやり方がお勧めなのか。

こんなときに助けてくれるのが、お薬です。

私が常々考えていたことであり、この経験を通して実感したことは、「薬は、身体が根本的な原因を解決してくれるまでの期間、時間稼ぎとして使うもの」だということです。

例えば血圧が上がったとします。

すると今の医療の流れでは、病院を受診し、血圧のお薬が処方されて、それで終わりです。

しかし、血圧が上がったということは、身体の方に血圧を上げざるを得ない事情が発生しているのだということに思いを馳せるべきなのです。

血圧が高いことは、確かに良いことではありません。しかし、何かがおかしいよと身体が知らせてくれている重要なサインでもあります。多くの場合は食生活です。

血圧が上がってしまう原因を突き止め、それを改善すれば、血圧は自ずと下がります。それはそうですよね。原因が解決されれば、身体はわざわざ自らに負担をかけてまで血圧を上げる必要がなくなるわけですから。

その原因を突き止め、改善をするその期間だけ、少し薬に頼って体の負担を和らげてあげればいいのです。

これはアトピーにおいても全く同じです。アトピーで皮膚炎が出てしまってどうしても辛いというときだけ薬を使って生活の質を確保し、その間に原因となる肝臓の不調を整えてあげればいいのです。

身体からのサインをまるっと無視し、今まで通りの生活を続けたいから薬を使い、原因を解決しないままに症状が改善したからと薬をやめれば、症状が再発する。それは当然の流れなのです。

薬の多くは、病気を治してくれるものではありません。身体の症状を抑えてくれるだけのものです。

自分の病気を治してくれるのは、いつだって自分の身体なのです。

マクロビオティックには、こんな言葉があります。

「自らの医者であれ」

これは本当にその通りであり、不調は全て、身体からのサインです。

我々はもっと、自分の身体の不調に興味をもつべきだと思うのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はアトピー整体と、私の思う薬の上手な使い方について書かせていただきました。

整体というのは、筋肉や骨格を整えるだけではありません。いや、正確には、筋肉と骨格だけが整うものではありません。それらが整うことで内蔵も整い、生活が整い、心が整っていくのが整体だと思います。

そういう意味では、より良い姿勢を取ろうとする生活習慣の努力も整体であり、身体づくりの基本である食事も整体だと私は思っています。

そして、お薬も全く嫌うのではなく、上手に使って身体を整えていけるものだと思っています。使わないに越したことはないとは思いますけれどね。

身体の不調をしっかりと受け止め、いろいろなものを使って、健康に豊かに生きていきたい。

この記事を読んで、そんな仲間が増えれば嬉しく思います。

これが、現在の私の状態です。

長くなりましたので、今回はこの辺にしようと思います。

アトピーではなくアレルギー整体についてはまた今度書きますね。

アトピー整体をもっと詳しく知りたいと思った方は、是非、星野トチロー先生を訪ねててみると良いでしょう。ここには書けないことも書ききれないことも、たくさん教えてくれると思いますよ。

それではまた!

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この記事を書いた人

自然派薬剤師・アレルギー整体師・アラフォーパパ|ブロガー・Webライターとしても活動中|家では料理担当、マクロビオティックを取り入れる|アレルギー整体実施中|2時間に1回点鼻薬を使わないといけなかったが、アレルギー整体で6カ月でお薬なしの生活に!|アトピーも改善中

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