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アレルギーが年々ひどくなっている気がする…それは本当に気のせい?

皆さんこんにちは。

自然派薬剤師で3児のパパ、かめです。

花粉症で、毎年アレルギーのお薬を飲んでいる方はいらっしゃいませんか?

そして、そのお薬はだんだん効かなくなっている気がしませんか?

しかも、飛ぶ花粉は年を追うごとに増えている…。「今年は去年より花粉が少ない」なんていうニュースは聞いたことがありません。

このまま何も対策をしなければ、いずれお薬が増えていくでしょう。

年を追うごとに、どんどんお薬が追加されていくのは嫌ですよね。

この記事では、アレルギーのお薬が効かなくなっていく理由と、アレルギーを改善していく方法についてお伝えします。

ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

目次

アレルギーの薬が効かなくなっていく理由

それでは、まずはアレルギーの薬が効かなくなっていく理由から解説します。

ホメオスタシスについて

皆さん、ホメオスタシスという言葉をどこかで聞いたことがありませんか?

ホメオスタシスはいろいろな日本語に訳されていますが、私が一番しっくりきているのは「現状維持機能」です。

調べてみると、たいがいは良い意味で使われているホメオスタシス。

実際、身体のホメオスタシスが働いているおかげで私たちは生きていけます。

例えば、体温。たいていの人の体温は36~37℃くらいに保たれていると思います。

夏に気温が40℃になったり、冬に気温が0℃になったからといって、私たちの体温は急に40℃になったり0℃になったりしませんよね?

これは身体のホメオスタシスで、急激な変化は身体に負担になることがわかっているため、外の気温が変わっても体温は一定に保とうと頑張っているのです。

しかし、生きていくのに欠かせないホメオスタシスが悪い方向に働いてしまうことがあります

それが、同じ薬を飲み続けている場合です。

アレルギーのお薬を飲み続けると?

アレルギーのお薬を飲み続けるとどうなると思いますか?

当然ですが、アレルギーのお薬が常に身体の中にある状態になりますね。

では、これが一定期間続くとどうなるでしょうか。

身体は「身体の中に薬があることが通常状態だ」と勘違いしてしまうのです。

次に、これによっておこる弊害を説明しましょう。

アレルギーのお薬が抑えてしまうヒスタミンの役割

アレルギーのお薬の役割は、アレルギーを抑えることですね。

身体の中でアレルギーを起こす有名なものは「ヒスタミン」です。アレルギーをお持ちの方なら、一度は聞いたことがあるでしょう。

しかし、このヒスタミンはもともと身体の中で何をしているのか考えたことはありますか?

ヒスタミンは、実は「アドレナリン」の仲間です

ヒスタミンには、目覚めをスッキリさせてくれたり、集中力を高めてくれる働きがあります。これは、とても大切な役割ですね。

それをお薬でずっと抑えられてしまうと、身体は考えます。これは今まで通りではない、と。

大切な役割を、ずっと抑えられたままでは身体は困るのです。

結論、身体はヒスタミンを今までよりもたくさん出すことで、この問題を解決します

薬で抑えられた分のヒスタミンを、ヒスタミンを増産することで何とかしようとするわけですね。

すると、今までのお薬の量ではヒスタミンが抑えきれず、アレルギー症状が出てきてしまうのです。

でも、そんなことを言われてもアレルギーの症状は辛い!

お薬を使わずにアレルギー症状をよくする方法はあるの?

それを次の章で解説します。

腎臓を大切にしよう!

ここからは、アレルギー症状をよくするためには腎臓を大切にした方がよい理由を解説します。

腎臓がアレルゲンを身体の外に出してくれている

腎臓がなぜ大切なのかというと、アレルゲンを身体の外に捨ててくれるのが腎臓だからです。

アレルギーを起こすもので「ヒスタミン」を取り上げましたが、アレルギーにはその前段階があります。

それが「アレルゲン」です。

例えば花粉症の人であれば、アレルゲンは花粉ですね。

花粉が身体に入ることによって身体がそれに反応してヒスタミンをつくり、その結果アレルギーの症状が出ます。

アレルゲンを身体の外に捨ててくれる腎臓は、アレルギー持ちの人は特に大切にした方が良い臓器なのです。

腎臓は冷えに弱い臓器

腎臓を大切にするときにポイントになるのが、温度です。

実は、腎臓は冷えにとても弱い臓器です。

寒くなると、皆さんトイレが近くなりませんか?

これは、腎臓が冷えてしまって機能が落ちたために「おしっこをある程度ためて濃縮する」という仕事ができなくなったことによります。

おしっこが濃縮できないので、そのまま捨てるしかないのですね。

当然ですが「老廃物を身体の外に捨てる」という腎臓の機能も十分に働かず、アレルゲンを含む老廃物が身体の外に出ていきにくくなります。

こうしていつまでもアレルゲンか身体の中にあるために、アレルギーの症状が出やすくなるわけです。

腎臓を温かくしてアレルギー対策を!

対策は簡単です!もう皆さんもおわかりですね。

そう。腎臓を温めて、機能を復活させてあげればよいのです。

温められれば何でもよいのですが、おすすめは天然ゴム製の湯たんぽです。

天然ゴム製の湯たんぽは身体にやさしくフィットして負担も少なく、熱伝導率も低いので低温やけどをしにくいというメリットがあります。

わが家では、3人の子供も1歳から天然ゴム製の湯たんぽを使っています。

しかし熱すぎるという苦情もなく、低温やけども一度もありませんでした。

しかも天然ゴム製の湯たんぽは輻射熱で遠赤外線が出るため、身体を芯から温めてくれます。

まとめ:お薬を慢性的に使い続けるのはNG!腎臓を温めよう

アレルギーのお薬を使い続けるデメリットと腎臓の大切さはわかっていただけたでしょうか。

ちなみに、私はお薬の完全否定派ではありません。

ちょっと使うだけなら、やっぱりお薬は魔法のように効くのです。

しかし、使い続けることに問題があると思います。

お薬で辛い症状を抑えている間に、根本的な原因を解決しましょう!

アレルギーの改善には、腎臓の機能が大切です。

これからの季節は特に腎臓に負担がかかりやすいので、腎臓をしっかり温めてケアしてあげましょう!

温める以外の腎臓のケアは、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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この記事を書いた人

自然派薬剤師・アレルギー整体師・アラフォーパパ|ブロガー・Webライターとしても活動中|家では料理担当、マクロビオティックを取り入れる|アレルギー整体実施中|2時間に1回点鼻薬を使わないといけなかったが、アレルギー整体で6カ月でお薬なしの生活に!|アトピーも改善中

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